東浦路 網代・宇佐美間を歩く(6)

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東浦路 網代・宇佐美間ウォークのレポート(6)です。

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宇佐美


宇佐美までの道のりはずっとゆるやかな下り坂です。



たくさんはありませんでしたが、倒木が何本か。台風の爪痕でしょうか。



三種類の木が同じところに生えて、一本の木になったものだそうです。でも今はどの木のことか、ちょっと見ただけでは分かりませんでした、、、(汗)。昔、琵琶法師が急斜面で道を踏み外したため、この辺りは「びわころがし」とも呼ばれていたそうです。



江戸城の石垣用に切り出されたと思しき石。大名の刻印が刻まれていることから「刻印石」と呼ばれています。


大島茶屋跡(網代峠)にもあった東浦路の説明がかかれた立て札です。網代峠から「朝善寺道標」まで約1,900メートルを無事に歩いてきました!


こちらがその「朝善寺道標」。朝善寺に遠方から参詣する人たちのために置かれた道標だそうです。


  
右手に柵が出てきて、現代社会に戻ってきた感が。




舗装された道も出てきました。



「中央区立宇佐美学園」の施設が見えてきました。


車道に出てきました。ここに「東浦路(旧街道)ハイキングコース」の入り口の看板がありました。宇佐美から網代を目指すときに分かりやすそうです。





来た道を振り返ってみたところ。左が宇佐美学園や東浦路ハイキングコースに続く道、右に行くと「学園台別荘地」のようです。


住宅地内をしばらく道なりに進んでいくと、宇佐美駅に到着し、今回のウォークは終了しました。

まとめ


今回、網代駅を出発し、大島茶屋跡(網代峠)を経由して宇佐美駅まで歩いてみました。
所要時間は、網代駅を11時少し前に出発し、宇佐美駅に14時ごろ到着しましたので、約3時間でした(小休憩と、お昼休憩を含みます)。
大島茶屋跡から宇佐美までは、旧街道の風情が漂い、下り勾配で、道も比較的よく整備されていることもあって、とても良かったと思います。
一方で、網代駅・大島茶屋跡間は、上り坂がキツめなのと(なんと言っても随一の難所ですから)、あまり目立った史跡がないのが難点といえば難点でした。
網代から大島茶屋跡まではどうしても上らなければいけないのですが、朝日山周辺の方が石丁場跡が多くありそうなので、小学校を出発地点として、朝日山を経由して上っていくルートの方が良いかもしれません。次回そちらのルートをまた開拓したいと思います!

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東浦路 網代・宇佐美間を歩く(5)

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吉田松陰先生腰かけの平石



大島茶屋跡を出発して宇佐美方面に向かいました。


江戸時代の様子を色濃くとどめているといわれている山道です。


ところどころにある石碑からも古い街道であることが偲ばれます。これは文化13年(1816年)に建てられたという法界萬霊塔。


寛政9年(1797年)に建てられたという馬頭観音像。



江戸城城壁のためにたくさんの石が切り出されたなごりでしょうか。大きな石も随所に見られました。



この平石は昔街道を通る人たちが座って一休みしたそうです。腰掛けるのに丁度よい高さ。吉田松陰先生も腰を下ろしたかも?



ここからさらに道をくだっていき、宇佐美に向かいます。(続く

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大島茶屋跡(網代峠)




舗装された別荘地の車道を進んでいきます。



山道と比べてだいぶ傾斜はゆるやかですが、まだ若干上っています。



「大島茶屋跡」の道しるべがあります。


道が二手に分かれるところに看板。


ここが大島茶屋跡(網代峠)のようです。最高地点に到着!
かつては多くの旅人がここで一息ついたことでしょう。このお茶屋さんの存在はとてもありがたかったに違いありません。現在は残念ながら何も残っていませんが、、、。

網代駅からここまで距離にして約2.6 ㎞、高低差は300 m弱のようです。
この後は宇佐美までずっと下り道です。(続く

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南熱海グリーンヒル別荘地


山道の先に民家が見えてきたら、そこは「南熱海グリーンヒル別荘地」。ハイキングコースの一部はこの別荘地の中を通っています。



この赤い車止めのところから先が別荘地の車道です。


大島茶屋跡を指す道しるべ。


別荘地内の車道はすべて私道だそうなのですが、ハイキングコースとして一般に開放してくださっているのはありがたいことですね。


ところどころにある「大島茶屋跡」への道しるべをたどっていきます。


相模湾を見下ろす美しい眺望。


竹藪に阻まれて見にくいのですが、ソーラーパネルがたくさん。




途中「大島茶屋跡」への道しるべがないところがありますが、とりあえず「月見が丘」方面、または「中央通り」を進んでいけばいいみたいでした(笑)。


続く

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東浦路 網代・宇佐美間を歩く(2)

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網代駅からスタート



前回と同様に、今回も網代駅からスタートしました。トイレが使えるほか、飲み物の自販機もあります。


網代駅を背に直進し、T字路を右折します。


旧道を網代方面に歩いていきます。「網代駅」は実は住所は「熱海市下多賀」なんです。「熱海市網代」は駅からもう少し東にある地域です。

小さな黄色い四角が「網代駅」、大きな黄色い四角の中の色が淡い部分が「網代」


道しるべのところで右に曲がりますが、曲がらずにもう少し先にいくとファミリーマートがあり、そこで食べ物や飲み物の調達、トイレの使用が可能です。




写真の「伊豆古道 東浦路」または「大島茶屋跡」(網代峠のこと)という道しるべをたどっていきます。道しるべは、この後もずっと同じデザイン(白地に黒い文字、赤い縁取り)です。


ここからは上り基調。


この後ろには旅館「海のはな」があります。


道しるべのところを右折。


さらにのぼりが続きます。



結構な傾斜です。途中まで民家があります。


同じ道しるべ。


途中から未舗装の山道になります。





この辺りは9月の下見のときは倒木が道を塞いでいましたが、きれいに片づけられていました。整備してくださった方々に感謝です。


道しるべが倒れてしまっているところも。でもなんとなく方向は分かるので(上るしかない・笑)大丈夫。


温泉が流れていると思しきパイプが通っています。さわって確認してませんが、熱いかも?注意が必要です。



「大島茶屋跡」というのが東浦路の最高地点(=網代峠)らしいので、そこまではひたすら上りです。


住宅が左手に見えてきました。南熱海グリーンヒル別荘地です。(続く

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