東浦路 網代・宇佐美間を歩く(5)

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東浦路 網代・宇佐美間ウォークのレポート(5)です。

吉田松陰先生腰かけの平石



大島茶屋跡を出発して宇佐美方面に向かいました。


江戸時代の様子を色濃くとどめているといわれている山道です。


ところどころにある石碑からも古い街道であることが偲ばれます。これは文化13年(1816年)に建てられたという法界萬霊塔。


寛政9年(1797年)に建てられたという馬頭観音像。



江戸城城壁のためにたくさんの石が切り出されたなごりでしょうか。大きな石も随所に見られました。



この平石は昔街道を通る人たちが座って一休みしたそうです。腰掛けるのに丁度よい高さ。吉田松陰先生も腰を下ろしたかも?



ここからさらに道をくだっていき、宇佐美に向かいます。(続く

東浦路 網代・宇佐美間を歩く(1)
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大島茶屋跡(網代峠)




舗装された別荘地の車道を進んでいきます。



山道と比べてだいぶ傾斜はゆるやかですが、まだ若干上っています。



「大島茶屋跡」の道しるべがあります。


道が二手に分かれるところに看板。


ここが大島茶屋跡(網代峠)のようです。最高地点に到着!
かつては多くの旅人がここで一息ついたことでしょう。このお茶屋さんの存在はとてもありがたかったに違いありません。現在は残念ながら何も残っていませんが、、、。

網代駅からここまで距離にして約2.6 ㎞、高低差は300 m弱のようです。
この後は宇佐美までずっと下り道です。(続く

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南熱海グリーンヒル別荘地


山道の先に民家が見えてきたら、そこは「南熱海グリーンヒル別荘地」。ハイキングコースの一部はこの別荘地の中を通っています。



この赤い車止めのところから先が別荘地の車道です。


大島茶屋跡を指す道しるべ。


別荘地内の車道はすべて私道だそうなのですが、ハイキングコースとして一般に開放してくださっているのはありがたいことですね。


ところどころにある「大島茶屋跡」への道しるべをたどっていきます。


相模湾を見下ろす美しい眺望。


竹藪に阻まれて見にくいのですが、ソーラーパネルがたくさん。




途中「大島茶屋跡」への道しるべがないところがありますが、とりあえず「月見が丘」方面、または「中央通り」を進んでいけばいいみたいでした(笑)。


続く

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網代駅からスタート



前回と同様に、今回も網代駅からスタートしました。トイレが使えるほか、飲み物の自販機もあります。


網代駅を背に直進し、T字路を右折します。


旧道を網代方面に歩いていきます。「網代駅」は実は住所は「熱海市下多賀」なんです。「熱海市網代」は駅からもう少し東にある地域です。

小さな黄色い四角が「網代駅」、大きな黄色い四角の中の色が淡い部分が「網代」


道しるべのところで右に曲がりますが、曲がらずにもう少し先にいくとファミリーマートがあり、そこで食べ物や飲み物の調達、トイレの使用が可能です。




写真の「伊豆古道 東浦路」または「大島茶屋跡」(網代峠のこと)という道しるべをたどっていきます。道しるべは、この後もずっと同じデザイン(白地に黒い文字、赤い縁取り)です。


ここからは上り基調。


この後ろには旅館「海のはな」があります。


道しるべのところを右折。


さらにのぼりが続きます。



結構な傾斜です。途中まで民家があります。


同じ道しるべ。


途中から未舗装の山道になります。





この辺りは9月の下見のときは倒木が道を塞いでいましたが、きれいに片づけられていました。整備してくださった方々に感謝です。


道しるべが倒れてしまっているところも。でもなんとなく方向は分かるので(上るしかない・笑)大丈夫。


温泉が流れていると思しきパイプが通っています。さわって確認してませんが、熱いかも?注意が必要です。



「大島茶屋跡」というのが東浦路の最高地点(=網代峠)らしいので、そこまではひたすら上りです。


住宅が左手に見えてきました。南熱海グリーンヒル別荘地です。(続く

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東浦路 網代・宇佐美間を歩く(1)

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新年明けましておめでとうございます。今年も網代ランニングクラブをよろしくお願いします!


2019年年末に、下田街道「東浦路」の一部を再び歩いてきました。その様子をご報告します。


伊東市の指定文化財になっています

東浦路


「『東浦路』ってそもそも何?」という方もいらっしゃると思うので、簡単にご説明します。東浦路(ひがしうらじ)は、小田原から伊豆半島東海岸を通って下田まで続いていた古い街道です。

寛政5年に老中松平定信が伊豆巡視の際に小田原から東浦路を歩いて4日がかりで下田に入ったことや、安政元年に吉田松陰が黒船を追いかけて熱海から下田まで東浦路を歩いたことが記録に残っているそうです。吉田松陰は、100 kmの行程を1日半で踏破したそうですから、さぞかし健脚だったに違いありません。


平成22年に、伊豆歩倶楽部の会員さんたちが、街道の現在の状態を詳しい報告書にまとめてくださっています。湯河原から下田までの100 ㎞余りを7回に分けて実際に歩いたそうです。


伊豆歩倶楽部 伊豆東浦調査委員会著『「伊豆東浦路」現況調査報告書』
伊東市や熱海市の図書館で閲覧可能です


この報告書によりますと、東浦路は比較的高低差が少なく、歩きやすい街道のようです。
箱根越え、天城越えに比べ、海岸沿いに集落と集落を結ぶ東浦の道は、随一の難所とされる網代峠でも標高は288メートルで、伊豆巡視の行列や幕府の奉行などの行列が江戸から下田に入る主要街道として使われていました。
網代峠が「随一の難所」とされているところにチャレンジ精神を刺激されます。この街道を是非網代ランニングクラブでも歩いてみたい!と思い、熱海まち歩きガイドの片山さんに案内をお願いし、9月末に熱海市内のコースを一度下見をしました(レポートはこちら)。

当初、片山さんからも「お勧めは秋から冬」と言われたのですが、できるだけ早く下見をしたかったので9月にお願いしました。結論から言うと、やはり片山さんのお勧めに間違いはありませんでした(片山さん、すみません!)。9月末ではまだ蒸し暑く、蚊などの虫も多かったですし、幸い遭遇はしませんでしたが、まだスズメバチも活動しています。台風の後で倒木で道がふさがれている箇所もありました。

12月末になり、気温も下がって、さすがにスズメバチももういないだろう、ということで、今回、再度歩いてみることにしました。

前回の下見では、網代駅から出発し、東浦路を歩いて網代小学校付近を通って戻ってきましたが、網代ランニングクラブとしては、少なくとも網代から宇佐美までは歩いてみたい、という希望がありました。なぜなら、
網代・宇佐美間は、昔からあまり様子が変わっていない貴重な箇所と言われているのです。
『大正14(1925)年に伊東−熱海間の自動車道が開通し、交通形態が大きく変わっていきますが、宇佐美−網代間は全くの新道であったため、旧道は道路の拡張などによる改変を受けませんでした。 このため、宇佐美‐網代間は旧街道の面影を色濃く残しており、歴史的にも非常に価値が高いことから、末永く後世に伝え残す必要があります。』伊東市ホームページより)

前回歩いた時に、ところどころに道しるべがあり、道は分かりやすそうなことを確認していましたので、今回はがんばって自分達だけで歩いてみることにしました。次から写真付きでご報告します。

なお、伊豆歩倶楽部では、今でも定期的に東浦路を皆さんで歩いていらっしゃるそうです。詳しくは同倶楽部ウェブサイトのスケジュールのページをご覧ください。

東浦路 網代・宇佐美間を歩く(2)
東浦路 網代・宇佐美間を歩く(3)
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東浦路 網代・宇佐美間を歩く(5)

東浦路 網代・宇佐美間を歩く(6)